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Coffee Machine

新しいユーザー体験を

カタチにするデザイン

近年、豆の産地や抽出にこだわるスペシャリティコーヒー市場が拡大している。豆の焙煎度や鮮度までこだわった自家焙煎が注目されるが、自宅で簡単に再現できるものではない。電熱機器メーカーだからこそ提供できる体験の価値を追求した。

豆の焙煎から抽出までを1台でこなす全自動コーヒーマシン。プロセスの体感をコンセプトとして、コーヒーを淹れる至高のひと時がより贅沢な時間になるようデザイン開発を進めた。本体中央に焙煎/ミル/ドリップ機能を配置し、オープン構造にすることで全行程を可視化。焙煎時に変化する生豆の色、粉砕される豆、ドリップ時に膨らむ粉、サーバーへ滴る様子全てを観れるようにデザインした。

焙煎部は耐熱性樹脂を採用し、リブ形状を施すことで排熱効果と安全性を考慮。抽出部はメンテナンス性を確保するため、凹凸を抑えたシンプルな造形処理とした。繊細な焙煎/抽出工程に集中できるように、ベースカラーはダークトーンでまとめた。コーヒー豆の茶色から連想されるブロンズ色をアクセントカラーとして、ラグジュアリーなひとときを演出するため細部のディテールや質感にもこだわった。

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